悪性リンパ腫とは

ドクター

長く続く体調不良は悪性リンパ腫の可能性も

休んでも体の疲れが取れなかったり、高熱が続くことや、体重が落ちたりなど、体調が優れない事が多いことはありませんか。その症状を含め、首やわきの下などに、痛みのない触って気付くような腫れやしこりのようなものはありませんか。体調がすぐれないことが続き、しこりが見られる場合、悪性リンパ腫の症状に該当する場合があります。体調の不良だけでも心配ですが悪性リンパ腫と聞くと誰もが不安を抱えると思います。悪性リンパ腫は医学技術の進歩に伴って、ほとんどの患者が治癒しています。また、悪性リンパ腫の治癒成績は近年向上しているので、症状に心当たりのある方は、安心して前向きに治療に向かってください。

悪性リンパ腫の種類と4つの治療方法

悪性リンパ腫は2つの方に分類されます。ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられます。2つの方と悪性リンパ腫の進行や広がりに合わせた治療法があります。いくつかの治療法があるので紹介していきます。1つ目の治療法は、放射線療法です。悪性リンパ腫のある箇所にX線を照射して、がん細胞を壊すエネルギーに変化させます。2つ目の治療法は、化学療法です。抗がん剤を服薬、もしくは静脈に直接投与して治療する方法です。高い治療効果が期待でき、治癒する可能性があります。3つ目の治療方法は生物学的製剤です。従来の治療方法にリツキサンを併用する治療方法です。リツキサンとは、直接がん細胞を攻撃したり、元々人が持っている免疫の機能と共にがん細胞を死滅させる効果があります。このリツキサンとの併用治療により、悪性リンパ腫の治療効果が上がりました。4つ目の治療法は、造血幹細胞移植です。放射線療法や化学療法を行なっても再発する可能性が高いと判断された場合にこの治療法に移ります。大量の抗がん剤投与や放射線照射を行った際に、血液を作る能力が壊されてしまいます。その際に自身やドナーから血液のもととなる造血幹細胞を移植する治療方法です。上記のように複数の治療方法を、患者に合わせて組み合わせたりして行います。